予防処置は、歯を大切にし、生涯にわたって健康なお口を維持するために非常に重要です。むし歯や歯周病はお口の中で発生する病気ですが、その影響は全身に広がる可能性があります。お口や身体のことで後悔しないためにも、“今”から予防を始めることが、より良い結果を得る方法です。
「痛くなった時だけ歯医者に行き、治療を受ける」という習慣を繰り返していると、いずれ歯を失うリスクが高まります。大切なのは、歯を失わないために原因にアプローチし、むし歯や歯周病を未然に防ぐことです。
健康に関する後悔の1位は「歯の定期検診を受ければよかった」
2012年に行われた55~74歳を対象とした調査(gooリサーチとプレジデント編集部の共同調査)では、健康について後悔したことの第1位が「歯の定期検診を受ければよかった」という結果でした。歯を失ってからその大切さを実感し、もっと早く予防処置に取り組んでいれば、と後悔される方も多くいらっしゃいます。
予防処置は、単に病気を防ぐだけでなく、早期発見・早期治療、そして病気の悪化や再発を防止することも含まれます。
具体的には以下のステップで行われます。
1.病気の発生を防ぐ
2.発生してしまった場合は早期に発見し、最小限の治療を行う
3.治療後はメンテナンスで再発防止と進行抑制を行う
予防処置を通じて、大切な歯を守り、生涯にわたり健康なお口を維持しましょう。後悔のない選択のために、定期的な検診とメンテナンスを始めてみませんか?